2021年02月19日

強度はコンクリートの5〜7倍、廃プラから作ったレンガを開発 ケニヤのエンジニア

poor wash facilities - Installation de lavage rudimantairepoor wash facilities - Installation de lavage rudimantaire / Sustainable sanitation

※イメージ画像です。

レンガにしないとダメなのかな?

【材料は廃棄された高密度ポリエチレンと砂】


ナゾロジーによりますと、ケニアの首都ナイロビを拠点とする29歳の材料エンジニアNzambi Matee氏が、廃プラスチックを有効利用するために、廃プラと砂を混合したリサイクルレンガを発明した、とのことです。

記事によると、廃プラレンガは廃棄された高密度ポリエチレン(ペットボトルなどでなく、シャンプーボトルとかに利用されてるもの)が利用され、砂と混合したのち加熱。圧縮されてレンガブロックへとリサイクルするそうで、その強度はコンクリートの5倍〜7倍、融点は350℃以上になるんだとか。

厚さや色に応じて価格が異なりますが、一般的な灰色レンガは1平方メートルあたり7.7ドル(約800円)で、このエンジニアの会社、Gjenge Makers社は毎日1500個の廃プラレンガを製造しており、2017年の設立以来、20トン以上の廃プラスチックをリサイクルしてきた、と記事は続けています。

【レンガじゃなければ普及するかも】


廃プラの成型というと、なんとなくレンガとかビニール袋だったりというイメージなんですが、その形じゃないとダメなんですかね?

出来上がった素材そのものに、それだけの強度や融点の高さがあったりすると、もっと使い勝手がよくなりそうな気がするんですが...

廃プラ問題はかなり深刻なので、リサイクルされるに越したことはないんですが、なんだか画期的なアイデアがないような気がします。

さらなる研究に期待したいところですね。

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