※イメージ画像です。
シリコンオイルがミソなの??
【コーティングされた粒子同士を接触させてから引き離した時に、液体の"糸"が生成】
福島民友で興味深い記事を取り扱ってします。
東京都立大学大学院理学研究科物理学専攻の谷茉莉助教らの研究グループは、硅砂の一粒一粒がシリコンオイルでコーティングされ、子供用玩具として販売されている砂が、濡れた粉粒体と同様に強い相互作用を示すことに着目し、この玩具の砂に通常の砂を混合すると、子供用玩具の砂が20%程度で、砂の力学特性が大きく変化することを明らかにした、とのことです。
簡単にかつ安定的に砂の力学特性を制御できることを示したこの研究結果は、コンクリートなどの新奇材料の開発や、トンネル工事や土砂崩れ防止などの土木や災害関連分野に大きく貢献されることが期待される、と記事は続けています。
【山の土砂は”砂”でもないしね...】
砂の粘度が上がる、ということですかね?
ここでいう『子供玩具用砂』というのは、ちょっと前に流行った『キネティックサンド』的な奴のことでしょうか?
確かにあの砂、ちょっとネトっとしてましたね。
あの砂は、小麦粉が混ぜられてると聞いたような...
こういった原理を利用して土砂災害に強い土壌や斜面が作れるなら、減災につながるのでよいことですね。
ただ、どれくらい制御できるのかが気になるところですが。
今後の研究に期待です。
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