※イメージ画像です。
総合的に見ると、日本ではちょっと難しいかも。
【平地であることと匂い、近隣への害虫の影響がネック】
ナショナル・ジオグラフィックに森林再生の研究結果が取り上げられています。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、コーヒー豆から粉末コーヒーを作る際にでる『コーヒーパルプ』というカスを土壌に散布すると、雑草繁茂を抑制して土壌は栄養分に富み、散布してない土地と比べ若い木々に覆われ高さも4倍になった、というお話です。
課題として残るのは、このコーヒーパルプを50センチほど敷き詰めるため、雨などで流されないことと散布初期段階には強烈な匂いが出る、コーヒーパルプに集まる虫などが近隣住民への害虫となる、というところ。
今後は、こういった課題の対応を含め他の農業廃棄物での実験でも期待している、と記事は結んでいます。
【家庭菜園でもよく使われるコーヒー】
コーヒーカスって、家庭菜園なんかでも土壌がよくなるのか、よく話題に登ってますね。
植物にもカフェインが有効に働くということでしょうか?
記事を読む限り、栄養もさることながら、雑草を抑制することが重要な感じです。
ただ、狭い日本では周りへの影響が大きい(悪臭や害虫など)のと山林が多い、コーヒーパルプが大量に必要なので、現実的ではないですかね。
ほかの農業廃棄物で同じ効果が出せれば、日本でも有効かもしれません。
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