※画像はキャタピラー社の動画よりキャプチャさせて頂きました。
ゲームセンターみたいですね。
【働き方改革の実現と生産性の向上に貢献】
先日、JAXAと鹿島建設が1000Km離れた場所で重機を操作することに成功した、というニュースをお伝えしましたが、重機で有名なキャタピラー社も遠隔操作テクノロジー「Cat Command(Catコマンド)ステーション」を2022年に発売すると発表した、とtechable.jpが伝えています。
記事より同ステーションの特徴を引用させて頂くと、
「Catコマンドステーション」の特徴は、 実機同様のシートとジョイスティックレバーなどの操作入力装置、さらにオンボードキットで構成されている点です。 シート正面のモニタには、オンボードカメラとユーザーが持っている現場俯瞰カメラの両方の映像表示が可能で、実機同様のメータクラスタも表示されます。
となっています。
まずは、キャタピラー社のプロモーションビデオをどうぞ。
実際に操作した海外の現場スタッフのコメント動画もありました。日本語字幕付きです。
またtechcrunch.comでも同様記事を扱っており、記事によると、オンボードキットは単体で別売りもされる、これを既存の次世代型マシンに後付けすれば、ひとつの仮想キャブで複数マシンを切り替えながらの操作も可能になる、と伝えています。
【安全確保とストレス軽減にも】
危険な作業が伴う現場仕事も、こういう遠隔操作技術が普及すれば労働災害も減るでしょうし、作業者のストレス軽減にもつながってよいですね。
コンソールがゲームセンターのブースのようになっているのも面白いです。
人材不足が慢性化する業界も、これなら若い人の参入も見込めるのではないでしょうか。
色々メリットが多そうなので、今後の発展に期待です。
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