2021年05月26日

さながらゲームセンター...キャタピラー社も遠隔操作テクノロジー「Cat Commandステーション」販売を発表 2022年に



※画像はキャタピラー社の動画よりキャプチャさせて頂きました。

ゲームセンターみたいですね。

【働き方改革の実現と生産性の向上に貢献】


先日、JAXAと鹿島建設が1000Km離れた場所で重機を操作することに成功した、というニュースをお伝えしましたが、重機で有名なキャタピラー社も遠隔操作テクノロジー「Cat Command(Catコマンド)ステーション」を2022年に発売すると発表した、とtechable.jpが伝えています。

記事より同ステーションの特徴を引用させて頂くと、
「Catコマンドステーション」の特徴は、 実機同様のシートとジョイスティックレバーなどの操作入力装置、さらにオンボードキットで構成されている点です。 シート正面のモニタには、オンボードカメラとユーザーが持っている現場俯瞰カメラの両方の映像表示が可能で、実機同様のメータクラスタも表示されます。

となっています。

まずは、キャタピラー社のプロモーションビデオをどうぞ。



実際に操作した海外の現場スタッフのコメント動画もありました。日本語字幕付きです。



またtechcrunch.comでも同様記事を扱っており、記事によると、オンボードキットは単体で別売りもされる、これを既存の次世代型マシンに後付けすれば、ひとつの仮想キャブで複数マシンを切り替えながらの操作も可能になる、と伝えています。

【安全確保とストレス軽減にも】


危険な作業が伴う現場仕事も、こういう遠隔操作技術が普及すれば労働災害も減るでしょうし、作業者のストレス軽減にもつながってよいですね。

コンソールがゲームセンターのブースのようになっているのも面白いです。
人材不足が慢性化する業界も、これなら若い人の参入も見込めるのではないでしょうか。

色々メリットが多そうなので、今後の発展に期待です。

【関連記事】


目標は月で!...1000Km離れた場所から重機操作の実証実験に成功、JAXAと鹿島建設

これは大変...巨大重機のタイヤ交換風景

現場もテレワーク可能へ前進...スマホでダンプ動かせるシステム 実証実験成功

謎重機で耐震チェック...カザフスタンの場合。

面白いぐらい上がってきますね、コンクリートバイブレーターの効果をガラス越しにみる映像

臨場感まで伝わるのが5G?...ローカル5Gを活用した無人化施工 熊谷組とNEC実証実験(2020)


(株)ケイエフのリモコン式無人掘削工法 セーフティークライマー工法



(株)ケイエフの更新履歴 KF Logs、絶賛更新中!



(株)ケイエフ、めるまが配信中 配信登録はこちら



(株)ケイエフ運営のウェビナー事業 KFカレッジ 毎回CPDS申請







posted by ケイエフ at 09:00| 大阪 ☔| Comment(0) | 今日の気になるニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。