※イメージ画像です。
建物そのもので室内の電力を賄えれば大助かりかも。
【課題は耐用年数とリサイクル】
ナゾロジーで面白い研究が紹介されています。
充電できるコンクリートバッテリーというものを、スウェーデン・チャルマース工科大学建築土木工学科の研究チームが開発したんだそうです。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、ざっくり要約すると、鉄筋の代わりに「対になる炭素繊維の格子」を使用し、正極と負極ができるようにする、そしてコンクリートには伝導性のものを使って電解質で挟んで電池っぽくしちゃう、というもののようです。
この新しいコンクリートを使えば、例えばソーラーパネルやセンサーと組み合わせて、高速道路や橋の亀裂・劣化を検出する自律型監視システムを作れるかもしれません、と記事は伝えています。
課題となるのは、耐用年数とリサイクルですが、それでも大きな可能性を秘めている、と記事は続けています。
【電気の地産地消も可能?】
こういうのが実用化される(されないかも!?)と、建物ごとで電気の地産地消ができるかも、ですね。
ただ、劣化して終いには建物自体がボロボロになるような気もしますが。
面白いこと考えますね。
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面白いぐらい上がってきますね、コンクリートバイブレーターの効果をガラス越しにみる映像
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