2021年06月01日

面白いかも...建造物そのものを巨大なバッテリーにしちゃう『コンクリートバッテリー』という研究

BatteryBattery / AndyArmstrong


※イメージ画像です。

建物そのもので室内の電力を賄えれば大助かりかも。

【課題は耐用年数とリサイクル】


ナゾロジーで面白い研究が紹介されています。

充電できるコンクリートバッテリーというものを、スウェーデン・チャルマース工科大学建築土木工学科の研究チームが開発したんだそうです。

詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、ざっくり要約すると、鉄筋の代わりに「対になる炭素繊維の格子」を使用し、正極と負極ができるようにする、そしてコンクリートには伝導性のものを使って電解質で挟んで電池っぽくしちゃう、というもののようです。

この新しいコンクリートを使えば、例えばソーラーパネルやセンサーと組み合わせて、高速道路や橋の亀裂・劣化を検出する自律型監視システムを作れるかもしれません、と記事は伝えています。

課題となるのは、耐用年数とリサイクルですが、それでも大きな可能性を秘めている、と記事は続けています。

【電気の地産地消も可能?】


こういうのが実用化される(されないかも!?)と、建物ごとで電気の地産地消ができるかも、ですね。

ただ、劣化して終いには建物自体がボロボロになるような気もしますが。

面白いこと考えますね。

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posted by ケイエフ at 09:00| 大阪 ☔| Comment(0) | 今日の気になるニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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