※イメージ画像です。
理由を聞けば、なるほど、な話です。
【補修するもいたちごっこ。】
イザに興味深い記事が掲載されています。
北海道は道路に穴が空きやすい、らしいです、特に融雪からこれぐらいの時期に。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、損傷の主な原因は融雪期の気温差だそうで、記事よりそのメカニズムを引用させて頂くと、
水分と温度変化が原因でアスファルトの路面に小さなひび割れが発生し、車の往来による衝撃が加わることで損傷部分が拡大する
ということ。
雪が降って夜間凍結、日中に気温が上がって融雪、微細なヒビに雪解け水が染み込んで、夜間にまた気温が下がってまた凍結、そして車の往来の振動で亀裂が拡大、というのを繰り返すため、この季節は特に多いそうです。
そして、国道の8割が整備から30年以上経過しているため老朽化も加わって損傷箇所が増えるようです。
こうしてできた穴を『ポットホール』というそうで、車をパンクさせたり、ホイール損傷したりの原因となる、と記事は伝えています。
国交省が昨年12月に閣議決定された5カ年計画の「防災・減災と国土強靱化に向けた道路の対策プログラム」を今年度からスタートし、同開発局がまとめた北海道ブロック版では道路の老朽化対策に「舗装等」の文言を盛り込むなど、積極的な維持補修を進める方針だが、新型コロナウィルス感染拡大防止の相次ぐ支出増で財政難を懸念している、と記事はくくっています。
【新素材が必要かも。】
地域の状況によって使用する素材の検討が必要かもしれませんね。
確か以前、沖縄の道路は白い、という内容の記事を取り上げた記憶があるのですが、防災の観点からも北海道は違う素材で道路作ったほうがよいかもですね。
とは言っても、安くて、気温に応じで伸縮膨張して耐久性のある道路用素材、という都合のいい素材があるわけでもなく...
記事にもありますが、近年は気候変動の関係もあり、寒暖差が大きくなっているので、今後このポットホール問題は豪雪地域では課題になるかもしれませんね。
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知らなんだ...沖縄の道路は白っぽい??舗装は地域により違う、らしい。(2018)
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