※画像は産総研のyoutube動画からキャプチャさせて頂きました。
どっちかというと除湿機にこの原理を使いたい。
【課題は多いがライバルはボタン電池】
techcrunch.comの伝えるところによりますと、産業技術総合研究所(産総研)センシングシステム研究センターと、同センターが兼務する人間拡張研究センターは6月2日、空気中の湿度変化を利用して発電を行える「湿度変動電池」を開発したと発表した、とのことです。
記事には小難しい説明が解説されていますが、説明動画があったので、こちらのほうが理解するには早いかなと思うので、動画をどうぞ。
8分少々の動画です。
湿度変動電池による低消費電力モーターの駆動の動画もどうぞ。
こちらは2分少々です。
【除湿出来て電気も貯めれたら最高】
実用的な発電量はまだまだ厳しいものがあるようですが、空気中の湿気を吸収してくれるなら、梅雨というジメジメした季節がある日本にあっては、うまいことこの原理を利用して静かな除湿機とか作れないですかね?
それで電気も貯めれたら一石二鳥なんですが。
湿度の調整に使えることを考えれば、住宅の床下とかに設置出来たら、いい感じの湿度調整とかできそうですが。
今後のさらなる開発に期待です。
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