全部、沖縄。
【民家の裏庭、ダム付近、県道。】
もろ梅雨前線の影響を受けているからか、沖縄で土砂災害が多発しています。
沖縄タイムズの伝えるところによりますと、17日午後10時25分ごろ、那覇市首里石嶺町2丁目の民家裏手にある擁壁上部の土砂が崩れ、幅約3メートル、高さ8〜10メートルにわたり崩落した、とのことです。
この土砂崩れによる人的被害は確認されていないものの、現場では15年ほど前から土砂崩れがたびたび起きており、周辺住民が市にのり面工事の対策要望を出すも、土地所有者が明確でないこともあり、対応は進んでいない、と記事は続けています。
また、18日午前0時20分ごろ、沖縄県南城市大里の県道86号で「土砂崩れが起きて木が道路をふさいでいる」との110番通報があった、と同じ沖縄タイムズが伝えています。
幅30メートル高さ12メートルにわたり山の斜面が崩落、こちらは復旧作業が始まっていると記事が伝えています。
さらに、18日午前9時55分ごろ、那覇市繁多川4丁目の金城ダム付近で「土砂崩れが起きている」と市から市消防局に通報があった、とまた別の記事で沖縄タイムズが伝えています。
こちらも人的被害は確認されていないものの、『朝起きたら森林が無くなっていてはげ山になっていた』と近隣住民のコメントを掲載しています。
【今週も雨の日多し、ご注意を。】
梅雨シーズンであり、台風が来てないだけまだマシなのかもしれませんが、酷い状況ですね。
先週末も土曜日は全国的に雨模様のところが多かったようですし、何より梅雨シーズンゆえに常に地盤は緩んでる状態。
どこで土砂災害が発生しても不思議ではないです。
自粛が強いられる昨今、どうしてもどこかで気晴らししたい、というアウトドアな人たちにとってはキャンプがブームになってたりもします。
山間部へ行かれる方は、できるだけ危険度の低いところでキャンプされたほうがよいかと。
お仕事で山へ入られる方、山が近いところにお住まいの方は、気象情報、防災情報をしっかりチェックして災害に巻き込まれないように細心の注意を払って行動しましょう。
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