※イメージ画像です。
熱海の土石流は本来の梅雨の雨の蓄積による被害のようですね。
【神奈川では120件の土砂災害】
先週末はあちこち土砂災害が発生しているようで、特に神奈川県はひどかったようです。
カナコロの伝えるところによりますと、2日午前8時50分ごろ、小田原市江之浦の県道で、土砂が道路へ流れていると通報があった、とのことです。
人や建物には被害はないものの、県道の石名坂−赤沢バス停間約1キロを通行止めとした、と伝えています。
NHK newsの伝えるところによりますと、3日朝、神奈川県逗子市の自動車専用道路で、土砂崩れで車1台が巻き込まれ、乗っていた男性1人がけがした、とのことです。
上記の道路との関係は不明ですが、1000mgで逗子市の横浜横須賀道路逗子インター付近を通過した方のドライブレコーダー映像を取り上げています。場所からして上記のニュースの災害事故映像かもしれません。
ドラレコ見返したら、あと数秒遅かったら巻き込まれてた😨
— fukuchannel1980 (@fukuchannel1980) July 3, 2021
#逗子インター #横浜横須賀道路 #土砂崩れ #長雨 #土砂崩れの瞬間 pic.twitter.com/2Zz5rbzQhv
さらに、カナコロの別の記事によりますと、梅雨前線による記録的な大雨で、神奈川県内で確認された土砂の崩落や崖崩れなどの件数が120件を超えたことが4日、県のまとめで分かった、と伝えています。
【近畿圏も酷い。】
梅雨が明けた沖縄も先週はまだ引きずっていたようで、6月30日午後10時25分、沖縄県名護市の国道58号線の数久田交差点付近で、道路に接した斜面からの落石があると北部国道事務所に通報があった、と沖縄タイムスが伝えています。
続いて、滋賀県、三重県、京都府。
京都新聞の伝えるところによりますと、3日午前3時ごろ、大津市穴太3丁目で、「家の中に水が入ってきた」と、住民から119番があり、市消防局の救助隊員や大津署員が駆け付けたところ、斜面が約14メートルにわたって崩れ、民家に土砂が流れ込んでいた、とのことです。
さらにyahooニュースの伝えるところによりますと、京都市左京区北白川の「山中越」や、左京区八瀬の国道367号では土砂崩れが発生した、と伝えています。
FNNプライムオンラインの伝えるところによりますと、津市美杉町の県道では、長さ20メートルにわたり法面が崩落し、市境近くの伊賀市で5.1キロの道路が通行止めになったと伝えています。
愛知県でも。
また、中日新聞の伝えるところによりますと、愛知県岡崎市教育委員会は三日、岡崎城跡の石垣の一部が崩落しているのが確認されたと発表した、とのことです。
【今週はずっと雨、なので要注意】
冒頭でも触れましたが、今回の熱海市の土石流は、雨量的には短時間にどっと降った雨はなく、連日の雨で土中にじわじわ溜まった雨水による土砂崩れの可能性が高いとテレビで気象予報士が言ってました。
今週はずっと降ったり止んだりのところも多いと思います。
すでに地盤が相当緩くなっていると思われますので、山間部に近い地域の方は特に注意しましょう。
都市部でも河川が急に増水する可能性は非常に高いので、むやみに河川に近づくたり、見に行ったりするのは止めましょう。
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