※画像はtoMapのサイトよりキャプチャさせて頂きました。
これはすごい。
【国交省『PLATEAU』はこういうところに使えるのか。】
9ポストで紹介されていたのですが、ツイ民が、国土交通省が推進する PLATEAU プロジェクトと可能な限り互換性を保つ3D都市モデルプラットフォームサービス『toMap』を使って、熱海市で発生した土石流の現地の地形を3Dで再現しています。
これをツイッターに公開されてるのは、@lileaLab氏。
熱海の土石流。
— 龍 lilea / Ryo Fujiwara (@lileaLab) July 4, 2021
現地の様子を3D化してみた。
立体化する事で現場状況を分かりやすく安全に把握するのに役立たないだろうか。 pic.twitter.com/R4iCSQApAz
作り方も公開されてるようです。
https://t.co/PEFTfWXshg
— 龍 lilea / Ryo Fujiwara (@lileaLab) July 6, 2021
↑静岡県撮影のドローン4K映像がG空間に公開されました
その映像からフォトグラメトリしたモデルと、
静岡県公開の点群データをtoMapにて合成。
↓こちらで実際に触れますhttps://t.co/mCwmfeXXJH #toMap pic.twitter.com/GRcPTjGbMz
【不謹慎ではありますが、ナイスタイミング。】
このWebサービス、データがあれば誰でもこういった地形を3D再現できるようですが、マシンスペックを要求されるようで、スルスル動くというわけには行かないようです。
筆者の環境では描画が重すぎてカクカクどころか、しらばくモザイク状態になってたりします。^^;
それでも、災害発生からたったの2日やそこらでこんなものが出来上がるというのはすごいですね。
PLATEAUはこういうところで活躍するわけですね。
被災地や災害に巻き込まれた方に対しては、こういう事言うと不謹慎で申し訳ないですが、PLATEAUの活用事例として利用できるのはよいタイミングなのではないかと思います。
無論、ここから災害発生の原因究明と、どう防災対策を考えるかが重要なんですが。
現地では未だ安否不明者の捜索が続いており、梅雨も明けていないので、まだまだ土砂災害の発生危険率は高いままなわけです。
二次災害が発生しないことを祈りつつ、一日も早く安否不明者の確認、現地の復旧がなされることをお祈り申し上げます。
捜索、復旧作業に当たられる方はくれぐれも災害に巻き込まれるようにご注意ください。
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