※画像は、@AsianetNewsENのツイート動画よりキャプチャさせて頂きました。
やはりコントロールは難しいんですかね...
【技術は英国製、かなり注目】
yahooニュースの伝えるところによりますと、平年の年間降水量がわずか42ミリ、夏の間はほとんど降らず、日中の気温が50度近くになり、夜間でも30度を超えることが当たり前なアラブ首長国連邦(UAE)で連日雨が降っている、そうです。
その秘密は、イギリスの協力で実現したのがドローンによる人工降雨実験。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、この人工降雨技術、一部記事より引用させて頂きますと、
「2メートルほどのドローンを飛ばし、温度や湿度を計測したところで、雲に電気を放出するのです。雲の中では、マイナスの電気を帯びた大きな粒が下の方に、プラスの電気を帯びた小さな粒が上の方に集まっていますが、そこに電気刺激を与えることで、粒が大きくなって雨粒に成長するのです」
これが環境を汚さず効果も高い、と有望視されているようです。
それを取り扱ったニュースがこちら。
WATCH: #UAE creates its own rain using drones that fly into clouds and unleash electrical charges to beat the sweltering 122 degrees Fahrenheit heat. pic.twitter.com/AS4AZU4wVi
— Asianet Newsable (@AsianetNewsEN) July 22, 2021
でもって、どれだけ雨が降ったかと言うと
This 👇 is fake rain. Created through cloud seeding technology. Location- Dubai#Cloudseeding #UAE #technewspic.twitter.com/rj2dhJV20h
— Annu Kaushik (@AnnuKaushik253) July 22, 2021
と、こんな感じ。
しかし、やりすぎちゃうんか?という人も...
— Gandalf The Green (@GandalfTheGree2) July 23, 2021
【自然をコントロールするはやはり無理があるも】
記事にもありますが、人工降雨といえばヨウ化銀や塩を散布する方法が有名ですが、雲の中で電気的な刺激を与えることで雨粒を大きくする、というのは新しいですね。
というか筆者が知らないだけかもですが。^^;
これを海上でやれるなら、台風の弱体化とかに使えないんですかね?
まぁ、自然をコントロールしようなどというのは、人間さまのおごりなんでしょうけど...でも、困ってるんですよ、日本はゲリラ豪雨とか台風とか。
うまく行かないもんですね。
【関連記事】
なぜ微生物??雨の原因は『バイオエアロゾル』なのか?(2018)
ゲリラ豪雨対策の研究 ベルギーで 神戸大(2014)
世界的にも考えたほうが...洪水対策に人工降雨導入 ジャカルタ(2014)
そんな装置があったのか...東京都、人工降雨装置稼働を検討(2013)
Follow @norimenKF