※イメージ画像です。
予算つけてあげて。
【もはや貴重な防災インフラ】
yahooニュースに『気象庁HPがアクセス集中で閲覧障害 「防災インフラ」としてのあり方・役割を考える』という記事があります。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、今月8月14日の大雨の際、気象庁のHPが一時繋がりにくい状態になった、という内容です。
記事を書かれているのは、ウェザーマップ所属の防災士兼気象予報士の方で、今回の事案について、原因は調査中のようですが、アクセス集中と2021年2月の気象庁HPリニューアルが原因ではないか、と記者が伝えています。
記事によると、このリニューアルによりこれまでは防災担当者のみが閲覧できていた、地域に特化した仕様のHPが広く国民一般にも使用可能となった改善で、今回の大雨の際に、一斉にアクセスが集中したことでパンクしたのではないか、と記者は見ているようです。
記事の最後には、防災情報は、国民全員が平等にアクセスできるべき、命に関わる情報である、として国が責任をもって取り組み、これまで以上の万全な対策を施すべき、とくくっています。
【限界もあるので、自己防衛のためにも複数の情報源確保を】
ニュース報道などで、しきりに防災情報、気象情報を確認して命を守る行動を、と耳にタコができるぐらい言われている中で、その肝心の情報源が必要な時に確認できないのは、身を守る行動も取れなくなってしまいます。
かと言って、ネット回線やサーバ管理にはお金もかかるし、発信側の管理にも限界があります。
今の時代、色んなところが防災情報や気象情報を発信しているので、情報源は複数確保しておきたいところです。
以前、どこかの気象予報士が言っていましたが、気象庁にはあまり予算がつかないようなことも言ってました(記事でもその部分に触れていますが)が、記事にもあるように、気候変動で気象災害が甚大化する昨今、確かに気象情報は大切な防災インフラなわけです。
しっかり予算をつけて、少しでも早く情報をとれるようにしてほしいところですね。
記事には、気象業界の裏事情的なことも書かれてあるので、読み物としても興味深いですよ。
少々長いですが、お時間があれば読んでみてください。
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