2021年09月13日

太陽光発電現場でのり面崩れる、別の現場では土砂流出 熊本

Solar TrainingSolar Training / Mark Florence

※イメージ画像です。

土砂流出のほうはかなり悪質。

【土砂流出のほうは、17回行政指導するも聞かず。】


熊本県の太陽光発電の現場で問題が発生してるようですね。

熊本日日新聞の伝えるところによりますと、8月の大雨で、熊本県菊池市豊間に民間企業が建設した太陽追尾型発電施設ののり面の一部が崩れ、市道が一時通行できなくなっていたことが8日に解ったとのことです。

人的被害はなく、同現場は現地で設置を規制する法律などはなく、市や県の許認可は不要ながら、同民間企業が建設中の迫間区の工事については、住民が強風時などの危険性や景観悪化を訴え、撤去を求めている、とのことです。

さらに、yahooニュースの伝えるところによりますと、玉名郡南関町の大規模太陽光発電所の建設現場から、大量の土砂が農地や河川に流れ込んでいる問題で、熊本県が事業者に対し、これまでに17回の行政指導を行っていたことが明らかになった、と伝えています。

同現場のメガソーラー事業者は、2019年7月に林地開発を申請し、熊本県の許可を受けたあと去年9月に着工、しかし、着手届を提出せずに造成工事を始めたとして県が中止を指導、その後も防災工事を終える前に本体工事を始めていたとして、本体工事の中止を指導するなど約1年3カ月の間に文書や口頭を含めて17回の行政指導を行っていた、と記事は伝えています。

【人災にならないようにルールは守ってほしい】


先般の熱海市の土石流の問題もありますが、やはり事業者のモラルが問われますね。

災害が発生して人の命や財産を奪うことになったら、誰も得しません。

太陽光発電は何かと問題となることが多いので、余計に神経を使わないといけない案件だと思うのですが。

それにしても、17回も行政指導する前に、工事を止めることが出来なかったんですかね?

これから台風や秋の長雨シーズンとなり、土砂災害のリスクは上がる季節なので、早い目に対応されるとよいのですが。

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