※イメージ画像です。
安全確認作業が軽減されるのはよいことかと。
【現場責任者がAIの技術を持っていなくても、文章で質問ができる点が強み】
PC Watchの伝えるところによりますと、東芝が、画像に対する質問に、世界最高精度で回答できる質問応答AIを開発した、とのことです。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、どんな能力があるかというと記事より引用させて頂くと、
新たに開発したAIは、画像に映る人物や物だけでなく、背景を含めた色、形状、状態などの情報を認識。それらに関する質問を行なえば、それに対する回答が得られることが特徴
だという。
例えば、現場において必要な装備は出来ているか、所定の場所で作業しているかなど、生産現場における潜在的な危険(ヒヤリハット)要因を事前に検知し、安全性を確保する、という活用シーンを想定している、という。
従来型のAIでは、あらかじめ定義されていないものや、現場で変化するものには対応が困難だったが、新たなAI技術を活用することで、現場の状況が変わった場合にも、質問をするだけで、点検が可能になる、現場責任者が行なう作業員の安全性確保をサポートすることができる、と記事は続けています。
【デモ体験できるようにしてほしい】
説明だけだと、なかなかイメージしづらいので、実際にどんな風に動作するのか、どれくらい効率的になるか、というのを見てみたい技術ですね。
代表的な従来型AIモデルとの組み合わせによって、74.57%の回答正解率を達成した、と記事にあるので、相当精度は上がってるんでしょう。
画像から分析して、問題のある人、場所だけをピックアップして提示してくれるようになると、さらにいいんですけどね。
今後の実証実験映像とかが出てくることに期待です。
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