※イメージ画像です。
日本の場合、土砂災害とか洪水レイヤーがあるといいんですけどね。
【山火事情報のワンストップサービス】
Gigazineの伝えるところによりますと、Googleが2021年9月29日に開催したイベント「Search On '21」や公式ブログで、「山火事レイヤー」の追加や、都市部の木を植えた方がいい場所を特定する「Tree Canopy Insights」の提供範囲拡大を発表した、とのことです。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、アメリカでは深刻な『山火事』ですが、この『山火事レイヤー』とは記事より引用させて頂くと、
山火事境界マップでは、アメリカの人々が火災のおおよそのサイズや範囲を把握できましたが、新たにGoogleは山火事情報をまとめてGoogleマップの新しいレイヤーとして追加する
という内容になっています。
このレイヤーでは緊急時に参照するウェブサイトや助けを求めるための電話番号、避難命令の詳細、地方自治体が提供する利用可能なリソースのリンクや、燃えた範囲や消防の対応といった情報を入手できるそうです。
さらに、9月の最終週から10月初頭にAndroidでグローバル展開され、iOSとデスクトップには10月中に登場、数ヶ月以内に今後数カ月でオーストラリアをはじめとする複数の国で同様の詳細データを展開する、と伝えています。
そして、以前当ブログでもご紹介した『木を植えたほうがよい場所』をマッピングした『Tree Canopy Lab(Tree Canopy Insights)』の範囲を、これまでアメリカの15の都市に限定されていたものを、ロンドン・シドニー・トロントなどを含む世界100都市に拡大する、と発表した、そうです。
【ワンストップサービスはやはり有事にはありがたい】
被災地においては、やはり正確な情報がワンストップで得られるのが一番ありがたいですからね。
日本でも災害リスクを予測するレイヤースタイルのマップはあったりしますが、実際に発生している場所がどこで、どういう状況で、どこに助けを求めればいいか、などの情報が集約されたものは無いように思うので、こういうのがあると助かるんですけどね。
解りやすいし。
まもなく選挙があり、近いうちに新政権が誕生するようなので、次の政権ではこういうところにお金をかけてほしいところです。
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