※画像は、国立研究開発法人 科学技術研究機構のプレスリリース資料からキャプチャさせて頂きました。
以前、当ブログでもお伝えした特殊なショベルですね。
【災害復旧に、雪かきに、農作業に】
yahooニュースの伝えるところによりますと、北海道立総合研究機構工業試験場や室蘭工業大学など4者は、豪雨災害などの復興作業で身体への負担を軽減できるシャベルを共同開発して製品化した、とのことです。
詳細は記事を読んで頂くとして、同ショベルは、土砂などをすくう部分は、土砂やコンクリートの重さに耐えられる鉄製にして、作業に支障のない程度の穴を開けて軽量化されており、同ショベルの評価を担当した北海道立総合研究機構工業試験場が
作業の負担軽減の他、従来のシャベルと同じ作業をした場合にスピードアップする
とコメントしています。
災害現場だけではなく農作業や硬い雪の除雪などにも活用できる、と同試験場のコメントで括っています。
【高齢化する現場環境や豪雪地帯で活躍しそう】
先日の熱海市の土石流の現場なんかでも、報道映像でショベルでせっせ、せっせと土砂がかき出している風景が映し出されていましたが、このショベルだとちょっとその作業も楽になりそうです。
これからの季節、豪雪地帯では雪かきが大変そうなのでそこでも活躍しそうです。
ちなみに、販売元は弊社と同じ、大阪府堺市の会社、浅香工業(株)、価格は1本5980円だそうです。
お金に余裕のあるリッチピーポーはエアースコップをどうぞ。(そんなに高くないんですけど^^;)
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