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※イメージ画像です。
やっぱニラ植えたらいいんじゃない?
【水の流れが変わる。】
朝日新聞digitalの伝えるところによりますと、滋賀県琵琶湖環境科学研究センター(大津市)などが、森林の下草が雨による土砂流出を食い止めていることをデータで証明した、とのことです。
同研究は世界的学術出版「シュプリンガー・ネイチャー社」のオンライン学術誌に掲載された、と記事は伝えています。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、森林の地面が下草に60%以上覆われている場所は、30%未満の場所と比べて土砂流出量が97%少なく、72時間雨量が100〜200ミリ程度の雨でも、400ミリを超える豪雨でも、同じ傾向が見られた、と記事は続けています。
記事では、鹿の増加や間伐不足による下草の減少が、土砂災害のリスクを高めている可能性がある、とも伝えています。
【獣害対策が大変かも。】
下草が水の流れを邪魔し、土砂流出を防いでいると研究者は考えている、と記事は伝えていますが、ならばシカやイノシシなど野生動物が嫌うニオイのきつい植物を植えてみてはどうか?と思ったりするのですが、仮にそれがうまくいったとして、山で食べるものが少なくなった動物はやっぱり、里へ降りてきてしまうので、新たな獣害の種になってしまうことになりますね。
難しいところです。
動物が食べまくっても、すぐに生えてくるとかいう都合のいい植物とかないですかね。
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