かなり微妙だけど、ちょっと斬新。
【パンタグラフで送電】
ひろぶろで紹介されていた、ドイツの地球温暖化対策計画がユニークです。
まずは動画をどうぞ。字幕を自動翻訳>日本語(一番最後)にすると、日本語で説明が読めます。
トラックなどの大型車両のEV化は大変だし、走行距離が長いので給電が大変、だったらパンタグラフをつけて走行中に給電する路面電車みたいにすればいいじゃない、という発想です。
(ドイツの)1/3の高速道路にこの架線を設置することで、大型トラックが排出する温室効果ガスの2/3を削減することが可能だと動画では伝えています。
また、追い越しなどの問題もレーンを外れれば自動的にパンタグラフが折りたたまれる、架線に流れる電流も路面電車のそれより安全、コスト面もトラックの追加費用やら燃料税にかわる税金も売電によりまかなえる、と伝えています。
【ほんとに??】
道路の設備とトラックのオプション装備とかを考えると、とてもうまく運用できるとは思えないような気がしてしまうのですが、開発側は全然大丈夫!と言ってるようです。
路面電車がすでに色んな国で稼働しており、恐らく道路輸送の面でも過去に検討されたことはあるんじゃないかと思うのですが、現代にそれが実用化されていない、ということはなんらかのリスクが孕んでいるのではないでしょうかね?
先週、第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)がイギリスで開催されてましたが、世界的に温室効果ガス排出削減の目標をかかげる昨今、色々考えてるようですね。
動画ではドイツでは来年にも稼働する、みたいなことを言ってますが、うまくいくのかちょっと見ものです。
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