※イメージ画像です。
やはり、管理することは大事。
【ポイントは餌場をなくすこと】
日本農業新聞の伝えるところによりますと、山形県米沢市の山上地区は、猿の「餌」になりやすい地区内の放任果樹を伐採することで、猿による農作物の被害額を10分の1未満に減らした、とのことです。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、庭先や畑周辺で管理されていなかった約450本の柿や栗などの木を伐採したところ、2015年度には約113万円だった被害額が、電気柵等の併用で、2020年度の被害額は約9万円となった、と記事続けています。
記事の中で、同地区有害鳥獣対策協議会副会長は、餌場をなくすことが鍵だと気づいたと語っています。
【あらゆる獣害対策の最重要ポイントかも】
まぁ、当たり前っちゃぁ当たり前なんですが、食べ物がないと分かれば動物も食べ物があるところへ移動しますからね。
管理されてる果樹木なのかどうかは、なかなか解らないですし、それをちゃんと管理すると獣害は減るわけです。
できれば、人里に近づかないようになれば一番いいので、野生動物が食べたくないモノを用意しておくしかないですね。
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