2021年12月16日

木は大事!2019年台風19号の被災地 宮城・丸森町 森林伐採跡地で土砂崩れ多発 調査結果



画像は、ANNnewsCHの動画よりキャプチャさせて頂きました。

皆伐した後10年とか20年後がヤバいんですね。

【皆伐した後、10年から20年ぐらいの間で一番崩れやすくなる】


khb東日本放送の伝えるところによりますと、2019年の台風19号の際、各地で土砂崩れが相次いだ宮城県丸森町で、khbが専門家と共に、独自に土砂崩れの原因を調査した結果、大規模な森林伐採が行われたとみられるエリアで、崩落が多発していたことが分かった、とのことです。

記事によりますと、丸森町では、筆甫で総雨量が607.5ミリと観測史上最大を記録し、町内173カ所で土砂崩れが発生、一定の範囲にある木を全て伐採する「皆伐」が、土砂崩れを誘発した可能性を、森林の管理や防災に詳しい東京大学大学院の蔵治光一郎教授が指摘した、とのことです。

なお、この調査をまとめたドキュメンタリー番組『テレメンタリー土砂災害と森林伐採−民家に迫る危険−』が2021年10月18日に放送されたらしく、youtubeに動画がアップされていました。



また、kbh東日本放送では、今月29日の午前10時25分から再放送する、と記事は伝えています。

【対策とか、しないんですかね?】


災害は忘れた頃にやってくる、という標語みたいなの、なかったでしたっけ?

色んな諸事情はあるかと思いますが、皆伐後10年から20年で崩れやすくなるというなら、皆伐したあとになんらかの処置を施すとか出来ないものですかね?

まさに、忘れた頃にやってきそうです。

ここ何年も、雨の降り方が尋常ではない降り方になるので、当然土砂災害の発生率は上がるわけです。

特に住宅に近い地域は、なんらかの対策を事前に講じておく必要がありますね。

業界関係者でまだ上記の動画を見てない方は、ブックマークしておいて年末にゆっくりご覧になってみてはどうでしょ?

kbh東日本放送が再放送するようなので、見れる地域の方はテレビでもどうぞ。

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