※画像は朝日新聞digitalの動画よりキャプチャさせて頂きました。
弊社の関係する業界でも高所ロープ作業の技術が使われますね。
【4つのインフラ整備方法を紹介】
朝日新聞digitalがインフラ整備の最新事情を取り上げています。
記事は会員登録しないと全部は読めませんが、動画が公開されており、4つのインフラ整備技術を紹介しています。
■高所ロープ作業
足場不要で、交通規制の必要がないところがメリット。
■小型ロボットによる保守点検
排水管など人が入れないところに入っていけるのが特徴。
■レーザー打音検査装置
人による検査だと担当者によってばらつきが出るが、これなら定量的なデータが取れる。
■漏水調査
センサーを取り付け、漏水をチェック。
という内容を紹介されています。
【今後20年で建設後50年以上経過する施設の割合が加速度的に高くなる模様】
国土交通省のインフラメンテナンス情報というサイトによると、2033年3月で、
道路橋 約63%
トンネル 約42%
河川管理施設(水門など) 約62%
下水道管きょ 約21%
港湾岸壁 約58%
が、建設後50年以上経過するインフラ設備となるようで、老朽化対策をしていかないと本来の機能を損ない、事故や災害になりかねない状態のようです。
和歌山で下水道管が崩落した事故のニュースは記憶に新しいところですが、コストを抑えてインフラを維持していくには、こまめな点検と保守が重要になってきますね。
土木業界もご多分に漏れず人手不足、技術者の高齢化が進んでいるので、動画で紹介されているような方法が今後ますます必要になってくるでしょう。
【関連記事】
年末年始に気になったニュース2022 その1
防災・減災のための保険爆誕?ICTセンシング技術活用で斜面などの災害予兆検知などの共同研究開始 損保ジャパンなど3社(2021)
国土強靭化、防災・インフラ整備に1兆2786億円を計上 国交省(2020)
老朽化対策とビッグデータ収集...アメリカで開発進む『インテリジェント・コンクリート』とは(2020)
そんなにあるのか...老朽化下水道による道路陥没 全国で年間、約3500ヶ所(2015)
Follow @norimenKF