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とは言っても、先立つものが...というところでしょうか?
【土砂災害では、国の基準を満たさない避難場所が1230か所】
読売新聞の伝えるところによりますと、洪水や土砂災害の発生時に住民が避難する「指定緊急避難場所」で、安全の確保に不適切な場所が40都道府県で延べ2284か所に上ることが、国の調査で判明、総務省消防庁などは各自治体に対し、適切な場所への再指定や取り消しを行うよう通知した、とのことです。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、20年4月時点の立地条件や建物の構造などを調べた結果、洪水の避難場所の場合、想定される浸水の水位に対し、十分な高さを確保できていない施設が1054か所、土砂災害の場合、強度などの構造条件が国の基準を満たさない場所は、1230か所だった、とのこと。
総務省消防庁は「避難場所で被災するといった最悪の事態は、あってはならない」として、今月14日付で各自治体に早期の改善を要請、と記事は括っています。
【地方の山間部だとほとんどアウトなのでは...】
おっしゃるとおりなんでしょうけど、山に囲まれた集落なんかだと、もはや同じエリアだとどこに避難しても五十歩百歩なんじゃないかと...
そう考えると、シェルターっぽいものを作るか、各個に補助金だして、家の一部をシェルター化してください、ってことになるのではないですかね。
なんせ、地方の自治体だって避難場所の選定に困惑するでしょうし、お金ないし。
そんな議論をしてる間でも、自然は待ってくれないので、各個人で想像を超えるような大水だとか土砂崩れがあった場合、どこに逃げるか?それぞれの環境での最善避難方法を考えておくしか、ないですね。
命を守るという意味では、都市部にいち早く脱出、なんでしょうけど。
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