※画像はPR Wireのズームライオンの記事より使わせて頂きました。
慣れるまでは大変そう。
【生体工学制御モードも開発、作業者の腕の動きで誘導可能】
PR Wireのプレスリリースによりますと、大手ハイエンド機器メーカー、ズームライオン(Zoomlion Heavy Industry Science & Technology Co., Ltd.)がは1月7日の同社の第6回Science and Technology Innovation Conference(科学技術イノベーション会議)で初の協調型インテリジェントロボット掘削機を発表した、とのことです。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、同掘削機は、人工知能、インテリジェント制御などの先端技術を統合し、掘削機がオペレーターと対話して任務を自動的に実行できるようにし、ジェスチャーと音声指示の両方を認識して正確に機能する、と記事は伝えています。
具体的には、オペレーターが場所と任務の3Dモデルを入力すると、掘削機はグローバル分析を実行して目標場所に移動し、専門のオペレーターや測量士を必要とせずに自動的に作業することができる、そうです。
さらに、自社開発したAutomatic Operation Control(自動操作制御)電話アプリを介して、骨の折れる法面(のりめん)カッティングが簡単かつ正確に行うことが出来る、として、今後もインプットを増やし、人間と機械の協調技術とアプリケーションの研究開発を加速し、業界のインテリジェントなアップグレードを主導してゆく、と記事は伝えています。
【伝える技術が必要となりそう。】
実際に動いてる動画を探してみたけど、なかったのでどれくらいの精度でやってくれるのかは疑問が残るところですが、もはやプロポすらいらない、ということですかね。
『右40センチのところを深さ30センチ掘って』とか、そんな風に出来るんでしょうか?
コンピュータの精度は上がっても、扱う人間の表現力にかかってきそうな重機です。
でも、これ、記事を読む限りは、やっぱり現場に人間が必要ってことですよね。
デモ動画が上がってくるのが楽しみです。
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