
think of global warming / torisan3500
※イメージ画像です。
傾向と対策が解りますね。
【40年間で平均気温が1.26度上昇、年降水量は184.2ミリ、1時間降水量の最大値は9.9ミリ増加】
大学ジャーナルの伝えるところによりますと、千葉大学大学院社会科学研究院の倉橋秀史教授らが、全国760地点の気象データを過去40年分にさかのぼってグラフで参照できる「気候変動気象データ提供システム」を無料公開した、とのことです。
記事によりますと、システムが公開しているデータは気象庁が観測した1981年から2020年までの平均気温、年間降水量、1時間降水量の最大値で、調べたい市町村のコードを入力すると、参照すべき観測所の候補が表示され、観測所を選んでコードを入力すれば、その観測所のデータが入手できる仕組み、となっており、エクセルデータで提供されている。
ただし、ファイルを開くには、パスコードが必要なので、利用を希望する人はフォームから申請が必要。
各自治体がこのシステムを用いて近くの観測所の過去のデータを参照することによって、気候変動について身近に感じていただき、脱炭素の検討と並行して気候変動への適応策の検討も進められることを期待する、と同大学のプレスリリースでは述べられています。
【自治体向けの参考データだが使いようによっては...】
記事やプレスリリースでは各自治体の気候変動対策用資料としての公開のようですが、近年は民間企業でも気象データを活用したサービスも出てきているので、活用できそうですね。
ちなみの同資料は、環境研究総合推進費「2−1910基礎自治体レベルでの低炭素化政策検討支援ツールの開発と社会実装に関する研究」(研究代表者:倉阪秀史)の成果物の一部だ、とのことです。
土砂災害対策や洪水対策にもこれらのデータは有効活用できそうです。
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