※イメージ画像です。
返礼品によるかも、ですが。
【2週間で目標額450万円達成】
日刊スポーツの伝えるところによりますと、昨年7月3日に静岡・熱海市の伊豆山地区で発生した土石流災害で、流れ着いたがれきや土砂にまみれた伊豆山港復旧のためのクラウドファンディングが開始から2週間となった7日、目標額としていた450万円を超えた、と伝えています。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、集まった資金を元手にして、同港のシャワー室、トイレ、休憩施設の整備や関連した器具や、いまだに濁りの残る港内の底面の清掃などに使っていく予定、返礼品は同港近隣の漁場で捕獲できるサザエやイセエビになる、と記事は伝えています。
同クラウドファンディングを企画した「喜久丸」の松本早人氏は、
「事故から時間が経過して、世間から忘れられている感触もあります。達成額に届いたから終わりではなく、この企画をインターネットの中に残すことで災害ことを思い出してもらえると思う」
と話している、と記事は続けています。
【うまく賛同者が集まるかどうかが鍵】
気候変動の関係もあり、年々自然災害が甚大化するこのご時世、政府や自治体からの補助金だけでは到底追いつかないでしょうし、時間もかかる。
しかし、被災地に暮らす皆様は災害発生後、すぐにでもそこでの生活をスタートしないといけないわけです。
一刻も早く生活再建するには、やはりクラウドファンディングなどで早急に復旧資金が手元に来るような仕組みが必要となるわけですね。
以前参加したクラウドファンディングのセミナーで、初動でどれだけ認知度を高められるか、そして期間中にどれだけ賛同を得られるかが鍵だというのを思い出しました。
可能であれば、激甚災害にならないように出来るだけ減災対策をすることが重要なんですけどね。
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