2022年05月23日

木材が吸収したCo2をさらにコンクリート中に封印で長期固定、「リグニンクリート」開発 大林組

DSC04121DSC04121 / ume-y

※イメージ画像です。

ハイブリッドな建設材料ですね。

【1m3のコンクリートに100kgのリグニン添加で約240kg/m3のCO2をコンクリート中に固定】


日本経済新聞社の伝えるところによりますと、株式会社大林組が、コンクリートに木質バイオマスを添加することで、コンクリート構造物に長期間CO2を固定できる「リグニンクリート」を開発した、とのことです。

同社のプレスリリースより一部引用させていただくと、
木質バイオマスは、燃料としての使用や、廃棄後の腐朽により固定したCO2が大気に戻ってしまいますが、コンクリートに混ぜてCO2を長期間固定化することで環境負荷を低減でき、高付加価値なコンクリート構造物を提供することができます

と、本開発で期待できる効果をリリースしています。

【埋め込むのが主流ですか?】


木が溜め込んだCo2を、今度はコンクリートに溜め込むとか、おもしろいですね。

そういえば、随分前にCo2を地中深くに埋め込むという実証実験やってましたね。最近のCo2削減は埋め込むのが主流ですか?

化学反応させて分解しちゃうというのはダメなんですかね。


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posted by ケイエフ at 09:00| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の気になるニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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