※イメージ画像です。
ドローン大活躍ですね。
【広範囲の調査の労力、時間を節約】
ドローン・ジャーナルの伝えるところによりますと、鹿島建設が、岩手大学、東京農業大学と共同で、のり面緑化工事の品質管理の高度化を目的に、ドローンによる空撮画像を用いて植被率(単位面積あたりに植物が覆っている割合)を定量的に測定し、緑化の成否を評価する技術を開発した、とのことです。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、人的な目視による緑化成立の成否は定性的で個人差を含む可能性があり、発注者と施工者の間に認識のずれが生じやすく、手戻り工事が増えたり、生育不良箇所の見逃しにより、のり面表層に雨水浸食等の不具合が発生する可能性がある、このシステムを使うことで客観性を担保した適切な判定が可能となり、一度に広範囲を測定できるため、検査にかかる労力と時間を低減する、と記事は続けています。
今後、同技術をベースに汎用性や簡便性、精度を向上させ、のり面等の緑化工事における品質管理の高度化と手直し工事のさらなる低減を図り、発注者と施工者が共通認識のもとで判定できるシステムとして標準ツールに発展させていく、と記事は結んでいます。
【ますますドローン技術職が必要になりますね。】
建設・土木の業界ではどんどんドローンが活躍する場が広がりますね。
ということは、ドローンを操縦する技術者も需要がある、ということです。
今後、こういうサービスにAIとか入ってきたら、さらに時短で処理できるようになるんでしょうね。
楽しみです。
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