2022年07月11日

過去の労災データから建設現場のリスクを見える化、安衛研らが共同開発

Artificial Intelligence - Resembling Human BrainArtificial Intelligence - Resembling Human Brain / deepakiqlect

※イメージ画像です。

なんか、ちょっとややこしそう。

【業務アプリ「eYACHO」や「GEMBA Note」を通じて現場スタッフへ】


techable.jpの伝えるところによりますと、株式会社MetaMoJi、株式会社大林組、独立行政法人労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所の3者が、建設現場向け「安全AIソリューション」を共同開発、来年の正式提供へ向けて、7月5日(火)より先行試用企業の募集を開始した、とのことです。

記事によりますと、同ソリューションは、労働安全衛生管理の高度化を実現するために、安衛研の梅崎重夫氏が提唱する“IMTOC表現”を使用し、蓄積されている安全管理データから安全リスク評価のAIモデルを構築。大林組の現場で評価をおこないながら開発したもの、だとのこと、

ちなみに、“IMTOC表現とは、記事より引用させて頂くと、
業種(I)・起因物(M)・事故の型(T)・作業その他の条件(O)・直接原因(C)という5つの要素によって、労働災害の事例を類型化する表現方法

だそうです。

詳細なしくみは、記事を読んで頂ければよいかと思いますが、IMTOC表現でデータベース化された労働災害情報から自然言語処理AIがリスク予測データベースを自動構築し、データサイエンスに基づいてリスクを自動判定する、というものだ、と記事は伝えています。

現場スタッフには業務アプリ「eYACHO」や「GEMBA Note」を通じて、職種・使用機械・予測災害などに基づいた「Dynamic Checklist」が生成され、最適な安全対策を示唆する、と記事は続けています。

【アニメみたいになるには、まだ遠いかも。】


AIによる危険予測などは始まったばかりなので、アニメのように使用機器が
『その・行為・による・墜落危険予測は・98%です、すぐに・動作を止めて・助けを・求めて・ください』
みたいなアナウンスが流れるようになるまでは、まだまだ遠い話かもですね。

ま、そんなのが出来る頃にはもう人間は働いてないかもしれませんが...

どれくらいの制度で労災回避が出来るのか、楽しみですね。

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