※イメージ画像です。
結局、梅雨の時期がずれただけ、の例年同様の梅雨シーズンとなってしまいましたね。
【九州地方で被害多発】
先週に引き続き今週も結局、お天気不安定で大雨による被害が多発したようです。
中日新聞の伝えるところによりますと、日本海の低気圧や前線に暖かく湿った空気が流れ込み、滋賀県内各地で十九日、激しい雨となった、JRや近江鉄道が運休し、道路の冠水や土砂の流出が相次いだ、とのことです。
読売新聞オンラインでは、九州地方の土砂災害について伝えています。
記事によりますと、熊本県で「線状降水帯」が19日未明に発生、浸水や土砂崩れの被害が出た、と伝えています。
日田市や中津市、宇佐市で住家計11棟が浸水、玖珠町古後では、県道脇ののり面が高さ約3メートル、幅約20メートルにわたって崩落、また、同町の別の場所では住宅裏手の斜面が高さ約3メートル、幅約4メートルに渡って崩れ、土砂が家の間近まで迫った、と記事は続けています。
さらに鹿児島県姶良市でも住宅の裏山が、幅およそ10メートルにわたって崩れた、また同じ地区ではこのほかにも県道55号線沿いののり面が、高さおよそ10メートル、横幅およそ8メートルにわたって崩れ、一時通行止めとなったとNHKニュースが伝えています。
そして、けが人等は出ていないものの、対馬市の1カ所、長崎市の2カ所でがけ崩れが発生、JR九州では鳥栖駅付近で落雷による信号トラブルが発生し、特急かもめ上下計23本を運休にした、と朝日新聞digitalが伝えています。
【ようやく夏空復活かもですが、地盤はゆるゆる】
今週末を過ぎると、ちょっとお天気復活して夏空が戻ってくるような週間天気予報(tenki.jp)になっていますが、すでにあちこち記録的な大雨となっているので、地盤はゆるゆるです。
おこちゃまの夏休みもスタートすることですし、コロナ感染拡大もあって、アウトドア旅行にシフトしそうな今日この頃、自然災害に巻き込まれないように、アウトドアな旅行や観光をお考えの方は、地域の気象情報、防災情報をチェックして無理のない形で夏を満喫しましょう。
自然は人類の想定外の動きをしますからね。
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