※イメージ画像です。
年々酷くなる酷暑を使わない手はないですね。
【Co2削減だけでなく、おいしくもなる。】
Gigazineで面白い環境問題の実証実験が紹介されていました。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、グリーンチリという青唐辛子の焙煎工程で使われるプロパンガスを太陽光でやったら、どうなる?という実験。
結論としては、プロパンガスで焙煎するより環境に優しく車1700台分のCo2排出量を削減でき、さらにプロパンガスで焙煎するより美味しくなる、ということで米ペンシルベニア州フィラデルフィアで開催された『エネルギーの持続可能性に関する国際会議』で共有されたそうです。
しかし、おおむね想像がつくと思いますが、大掛かりな仕組みが必要となるので、実験を行った研究チームはこの焙煎システムを、各家庭でグリーンチリを焙煎するのに使えるような、小さくて手軽な製品に転用する方法を模索している、と記事は結んでいます。
【実験の工程にはヒントがいっぱい】
年々高気温が続く日数が増えている昨今、この熱エネルギーを使わない手はないですね。
ただ、どうやって利用するか、ですが...
先日紹介した、砂に蓄熱させるという『砂電池』とこの実験を組み合わせて、なんかうまい具合に焙煎とか調理工程とか出来ないですね?
温暖化防止にも限界があるので、どうせなら、夏の熱波であったり、大雨、台風と言った自然の膨大なエネルギーを利用して人間社会が豊かになるような仕組みを考えたほうが、手っ取り早いような気もするのですが。
記事で記されている実験プロセスがなかなかおもしろいですよ。お暇なときにでもどうぞ。
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