※画像は@namchan_koushi氏のTweetの動画からキャプチャさせて頂きました。
リモート操作とかできるんだろうか?
【3Dプリンターも持ち運べる時代か!?】
@namchan_koushi氏がTweetで紹介されていた動画です。
同氏がリンクされていた同研究元のPDFファイルの機械翻訳を引用させて頂くと、
モバイル3Dプリンティング(M3DP)は、プリントインモーションを利用した、自動化施工のための強力なパラダイムである。モバイルロボットは、独自の電力、材料、およびアームに取り付けられた押出機を装備し、同時にその環境をナビゲートし、作成することができます。...(中略)...実験は、新しいM3DPシステムであるArmstoneを用いて行った。我々は、250mの長さの多層プリントで我々のアルゴリズムを評価し、実証した。これは、これまでの物理的なプリントインモーションシステムよりも5倍長い。
と説明されています。
移動式3Dプリント M3DP(Mobile 3D Printing)の研究が進んでいます。現行の建設3Dプリンターはクレーンのような設備をまず据え付ける必要がありましたが、この方法だとそれが不要です。将来的には大型の3Dプリント車両が工事現場に朝来て、造形して夜に帰ってくみたいな未来があるかもしれません。 pic.twitter.com/8AyOokItvJ
— ナムチャン/南原 徹也@甲子化学工業 (@namchan_koushi) September 12, 2022
【職人不足の日本でも研究が必要なのでは...】
でかい3Dプリンターを現地に持っていったり、設置場所を確保してパーツを製造したりしなくても、これがうまく機能するようになれば、現地でサクッとコンクリート構造物とか作れそうですね。
やはり目の当たりにすると、そんなに遠い未来じゃないのかな、と思ってしまいます。
さらにこれを遠隔操作出来るようになれば、なおよいですね。
そこへ到達するにはまだ時間がかかりそうですが。
高齢化が進み、職人不足が叫ばれる日本の土木・建設業界もこういう研究を進めたほうがよいのではないかと思うのですが。
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