※イメージ画像です。
使いようによってはマッドサイエンスなような...
【根の他の性質には影響を与えない】
ナゾロジーの伝えるところによりますと、アメリカ・スタンフォード大学生物学部に所属するジェニファー・ブロフィ氏ら研究チームは、遺伝子の発現を制御する「人工遺伝子回路」を設計、シロイヌナズナの根の数だけを変化させることに成功した、とのことです。
詳細は記事を読んで頂くとして、「特定の細胞の、特定の遺伝子を制御する」ようなことは遺伝子組み換えの技術ではできないが、この「人工遺伝子回路」であればより細かな遺伝子制御が可能になり、植物の一部だけを変化させることができる、と記事は続けています。
将来的には、洪水や干ばつ、熱波などの気候変動に対して高い抵抗力をもった作物をつくり、世界的な食糧問題にさえアプローチできるかもしれません、と記事は結んでいます。
【植物の側からすると気持ち悪いかも。】
人類にとってはとても期待大の研究なのですが、人間に例えると指6本あるほうが便利やし増やすか?みたいなことを外的なチカラで行われるので、植物からしたらちょっと気持ち悪いでしょうね。
植物同士は根から微弱な電気信号を出してやり取りしてる、らしいので、植物の反乱とか起きなければよいのですが。
なんか、すごい事になってきましたね。
【関連記事】
植物が元気なら時間、気候に関係なく発電、「植物発電」体験スポットを期間限定オープン Botanist
量産可、出荷時期コントロールも可な、無花粉スギ量産技術、森林開発ら、開発
ゲノム編集できちゃう21世紀版『たまごっち』もどきシミュレータ 『Creatura』(2021)
いっぱい文句言われそう...植物とコミュニケーションが取れる通信デバイスが開発される。シンガポール(2021)
副作用はないのかしら...米の代わりに砂糖水を生む『砂糖イネ』爆誕 名古屋大学などの研究チーム(2020)
Follow @norimenKF