2022年11月08日

将来的には必要になるかも...発電量予測値と日設備利用率を算出『太陽光発電予報』



※画像はweather data science社の『太陽光発電予報』サイトからキャプチャさせて頂きました。


計画蓄電とか出来るようになれば、必要になるかも。

【再生可能エネルギーの主力電源化に向けた合理的で建設的な議論がなされることを願っている】


気象予報士データサイエンティスト夫婦ユニット『Weather Data Science 合同会社』が、全国主要都市11ヶ所に1[MW]の架空発電所を想定し、それぞれの翌日発電量予測値を毎日更新してお馴染みの天気予報仕様で無料公開する【太陽光発電予報】WEBサイトをリリースした、とPR Timesにプレスリリースしています。

同『太陽光発電予報』は、プレスリリースによりますと、全国主要都市11ヶ所(旧一般電気事業者本社の所在都市|札幌・秋田・仙台・富山・東京・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・那覇)にある管区気象台・地方気象台の所在地に、1[MW]の太陽光発電所があると仮定した場合、翌日どれだけ発電するかを予測し、毎日更新・公開する無料サイトとなっている、予測値算出において

・周囲の環境(建物・植栽等)が作る影
・パネル受光面の物理的遮蔽(積雪等)
・人為的な発電停止(定期検査等)
・過積載

は、考慮しないものとする、となっています。

同サイト立ち上げに際しての背景を一部同プレスリリースより引用させて頂くと、
エネルギーミックスについて語られる時に「原発◯基分の太陽光」という表現を見聞きすることがあり、天候の変化によって出力が激しく変動する自然変動電源の予測に挑んできた私たちは、昼夜天候を問わず安定的に発電できるベースロード電源と太陽光発電とが比較対象になり得ないことを実感しているため...(中略)...適切でない表現によるミスリードを退け、再エネの利点・欠点を理解したうえで、再生可能エネルギーの主力電源化に向けた合理的で建設的な議論がなされることを願っているから...

と綴られています。

【蓄電技術で左右されそう】


電気を生み出す方法は多々ありますが、やはり蓄電に限界があるので、自然由来のエネルギーは蓄電技術の向上がなければ主力には難しいですね。

太陽光発電が世に出てから久しいですが、確かに公に『太陽光発電予報』というサービスはありませんでした。(太陽光発電を売りにしてる会社から、契約者にはあるんでしょうけど。)

たまには天気予報と一緒で太陽光発電予報も覗いてみてはどうでしょ?

奇しくも現在、エジプトで国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)が開催されていますね。
毎度のごとく、まとまりそうにはないですが。


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posted by ケイエフ at 09:00| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の気になるニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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