2022年11月14日

100年かかるものを30年で出来ないか?への気の長い挑戦、人工土壌を作る研究 森林総合研究所


Photo credit: h_saarikoski on Visualhunt

※イメージ画像です。

後継者問題も課題となりそうですね。

【一世代では終わらない研究】


読売新聞オンラインにちょっと興味深い記事があります
※会員登録しないと途中までしか読めませんが...

詳細は記事を読んで頂ければよい(途中までは登録しなくても読めます。)かと思いますが、『土を人工的に作り出し、世界の食料問題を解決したい』と題されたこの記事は、森林総合研究所の藤井 一至 主任研究員の『人工土壌の研究』について書かれた記事です。

記事より一部引用させて頂くと、
一般的には厚さ1センチ分の土壌ができるのに100〜1000年かかる。ところが、藤井さんはインドネシアの土壌を研究していた2015年頃、過去に採取された試料を整理して調べ、荒廃した土壌が約30年で10センチ近く回復した例を見いだした

と記事は綴っています。

【土って何か?を初めて聞いた。】


空気とは何かって、元素記号使えば、なんとなくあぁ、という感じですが土って何から出来てます?と言われたら確かに、いや土は土でしょ?みたいになりますね。

しかし、色んなモノが混じって出来上がったもので、1センチの土壌が出来上がるのに100〜1000年かかるというのはびっくりです。

記事を全部読んだわけではないですが、欧州や中東では今年ひどい干ばつに見舞われたようですし、『土』がなければ植物が育たないので食料問題に発展しますね。

気候変動や環境汚染など、色々問題になる昨今、今後良質な『土』の需要も高まるかもしれません。
しかし、結構な年月がかかりそうですね、この研究。

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