※イメージ画像です。
ビーコン信号的なものだとダメなんですかね?
【中継機をケーブル接続で一緒に飛ばす的な。】
IoT newsの伝えるところによりますと、ソフトバンク株式会社と国立大学法人東京工業大学は、地震などにより土砂やがれきに埋まった要救助者の位置をドローンで特定するシステムの研究開発を行ってきましたが、このほど実証実験で、最大5メートルの土砂に埋まっているスマートフォンの位置を数メートルの誤差で特定することに成功した、とのことです。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、従来の「ドローン無線中継システムを用いた遭難者位置特定システム」は、ドローンに搭載しているバッテリーでドローンと無線中継システムに電力を供給しており、1回当たりの飛行可能時間が最大約30分のため、捜索範囲が広い場合は捜索を中断してバッテリーの交換を行う必要があった。
これが迅速な救助支援への障壁となっていたが、主ドローンと補助ドローンをケーブルでつなぎ、さらに地上からもケーブルで繋ぎ給電することで長時間の捜索が可能になり、実証実験では地上と上空の間の障害物等も問題なく対処できた、と記事は伝えています。
【訓練が必要かも...】
ちゃんと地上からのケーブルに対する障害物の検証もできてるので、有用なんでしょうけど、この操作をできるドローン操縦者がどれぐらいいるんだろう、と考えると当面の実用は結構難しいのでは、と思ったりします。
よく飛行機が墜落したり、船が沈没したときにビーコン情報うんぬんという話がありますが、スマホにビーコン埋め込むとか出来ないんですかね?
そんなことしたら、スマホが個人で持てなくなるぐらい高くなるのかもしれませんが。
しかし、捜索の時短が可能になるのはよいことです。
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