※イメージ画像です。
見た目、なんか、木という感じではないですが...
【ジャパロニア+菌根菌で成長アップ】
SBS newsの伝えるところによりますと、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を減らそうと、ある木を育てる実験が静岡県御前崎市で行われているそうです。
記事にインタビュー動画もあるので、記事をご覧頂ければよいかと思いますが、その木の名前は『ジャパロニア』、「早生日本桐」と呼ばれるもので、この木と菌根菌を組み合わせて栽培すると、土壌の栄養分が効率よく樹木に運ばれ樹木が早く成長する、とのことです。
菌根菌を使った土を使うと半年でおよそ5mも育つ木になる、と記事は伝えています。
さらに、この木は一般的な植物の2倍の二酸化炭素を吸収するそうなので、地球温暖化対策になり、桐という高級木材の確保も狙えるとして、これからの環境問題、あるいは作物生産、あるいは農村の振興というものに活用していければいいなと日本菌根菌財団 石井孝昭理事長が語っている、とのことです。
【まだまだ研究中のようですが。】
菌根菌とやらが、土の養分を根こそぎ木に送るらしいので、そこの土壌が痩せてしまうんじゃないかという懸念が思いうかぶのですが、まだまだ調査中のようなので、これからですかね?
周囲の環境、特に土壌に大きな影響が出ないのであれば、ちょっとしたエコ産業になりそうです。
今後の成果に期待したいところです。
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