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※イメージ画像です。
【従来は認識できる行動や状況が限定的だった】
EnterpriseZineの伝えるところによりますと、NECが、建設現場などに設置したカメラの映像から、複数の人物の、それぞれ異なる多種多様な作業内容をリアルタイムで高精度に認識する技術を開発したと発表した、そうです。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、従来の一般的な行動解析技術では、人物や物体の関係性を解析するものの、その解析には人物や物体の視覚的特徴のみが用いられており、認識できる行動や状況が限定的だったが、作業内容を認識するうえで重要な人物の姿勢特徴、使用している道具や重機などの物体の種別情報、人物や物体の位置情報、人物の周辺環境の視覚的特徴などの表現形式の異なる多様な特徴の間の関係性を統合的に解析できる、そうです。
この技術により業務フローの効率化や人員リソースの最適配置などが期待され、今後は物流や製造業での導入も視野に入れ実用化を目指す、と記事は結んでいます。
【情報量多すぎない?】
AIやディープラーニングで、色んな情報を分析できるようになるのはよいですが、そのそれぞれを見てどう活用するのかを考えるのは人間なわけで、結構情報量多すぎなんじゃないかと思ったりします。
逆に現場で働くロボットを効率的に誘導するのに役立ちそうな感じがしますが。
慢性的に人手不足で高齢化が進む現場なので、今後は重要なシステムになるかもしれませんね。
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