
(c) nakadaigogo|ストック写真 PIXTA
昨日、長野県で6分おきぐらいに地震があったとネットで騒いでいましたが
長野県の皆様、大丈夫だったでしょうか?
そんなニュースを見ながら、地震速報チェックしてたら、熊本でも結構大きめの
地震があったとか...大丈夫なんでしょうか?日本は...
それはさておき、オランダの研究チームが尿に含まれるアンモニアをロケット燃料
の「ヒドラジン」に変える特性を持っている細菌のメカニズムを解明した、と
英科学誌ネイチャーに発表したそうです。
カラパイアの伝えるところによりますと、その細菌とは、酸素なしで生きる細菌
「嫌気性アンモニウム酸化(Anammox)細菌」と言われるもので、1990年代に
初めて発見され、大きな話題を呼んだらしいですが、そのメカニズムが分から
なかったそうです。
今回の研究で、ヒドラジンを生成する複合タンパク質を突き止めることに成功した
と研究チームは発表したそうです。
このAnammoxは、アンモニア分解のエネルギー効率がとても良いため、現在は浄水
技術として商業利用されているそうで、下水の汚泥処理に活用すれば、空気を
ポンプで送り込むことなく汚泥処理が可能となるうえ副産物としてメタンを
得ることもでき、バイオ燃料への適用の可能性も秘めている、と記事は伝えて
います。
ほぉ〜よさげな細菌ですね。ロケット燃料は日常あまり必要ないですが、記事
後半のバイオ燃料利用は実用的なのでよいですね。
オーランチオキトリウムやボトリオコッカスなどの微細藻類に加え、
こういったエネルギーを作り出してくれる細菌など、地球上にはまだまだ
色んなエネルギー創出源が色々あるんです。
関連記事
微細藻類が作るバイオオイルの潜在能力セミナーに参加してきた。【その2】
微細藻類が作るバイオオイルの潜在能力セミナーに参加してきた。【その1】
フルエコ・フルリサイクル仕様で世界一周達成 英国人
酵素採取が大変かも...パンダの腸内細菌から低コストなバイオ燃料
まだまだいる?古新聞をバイオブタノールを作り出すバクテリア発見される。
これはあの...!?ですか?藻からバイオ燃料、IHIが研究開発会社
廃油で飛行、KLMがバイオ燃料導入
原油製造を高速化させるバイオ燃料システム、スペインで稼働中
うどんって意外と...今度は廃棄されるうどんからバイオ燃料


Follow @norimenKF