※イメージ画像です。
どうやって科学未発達な時代にその方法を??
【プロセスがめちゃくちゃ科学的。】
ナゾロジーに『古代ローマのコンクリートにはひび割れを「自己修復」する機能があったと判明!』という記事があります。
この内容が、土木建築系の人にはすごい参考になる内容になっています。
業界人は必読の記事なので、是非読んで頂きたいのですが、古代ローマ人の建築構造物はとても頑丈で2000年以上経った今でも、その姿をそのまま残すほどです。
その秘密は、『ローマン・コンクリート』という現代とは違うコンクリートが使われていることが知られています。
この『ローマン・コンクリート』については、以前当ブログでも取り上げましたが、海水が鍵となり、年を重ねることに強度が増すという内容だったと記憶しています。
しかし、最近のMIT(マサチューセッツ工科大学)の研究によると、自己修復機能を備えていた、ということが分かったそうです。
ローマン・コンクリートの仕組みから、この自己修復機能がどうやって生まれているか、を記事は詳細に伝えています。
【何回も実験したんだろうか?】
記事を読んで頂ければ解るとか思いますが、めちゃくちゃ科学的なプロセスを経て自己修復機能が実装されているのが解ります。
科学がまだそんなに発達していない時代に、なんでそこまで解るの??という疑問が尽きません。
やっぱ古代には宇宙人が存在したんじゃないかと思ってしまいますね。
追伸...なんか、検索したら、過去に結構な回数、このローマン・コンクリートの記事を取り上げました。
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