※イメージ画像です。
流す水をどうするか、も考えておかないとね。
【阪神大震災時、断水で水洗トイレが各地で使えなくなった教訓から】
読売新聞オンラインの伝えるところによりますと、避難所の敷地の地下にトイレ用のマンホールを作り、災害時にふたを開けて使う「マンホールトイレ」の整備が近年、加速している、とのことです。
記事によりますと、避難所になるような公共施設の敷地の地下にマンホールと排水管を整備し、既存の下水管につなぐ、ふたを開け、備蓄品の簡易テント、便座を置くだけですぐ使える、排せつ物はプールや貯水槽の水などで定期的に下水道へ流す、という仕組みだそうです。
費用は1か所あたり1000万円程度かかるが、06年度から国土交通省が整備費を50%助成して導入を促し徐々に広がり、2021年度では585の市区町村や広域組合が計約4万2000基の整備を終えた、と記事は伝えています。
整備に費用がかかるので、自治体によって取り組みの温度差も大きいため、個人でも災害時のために携帯用トイレを数日分用意しておき、複数のトイレ対策を用意しておきたい、とNPO法人「日本トイレ研究所」加藤篤代表理事のコメントを記事は掲載しています。
【出物腫れ物所嫌わず、ですしね。】
災害で生活インフラが止まると、便利な現代文化に慣れてしまっている現代人は、いろいろ困ることだらけなわけですが、何が一番困るかというと、やはり、トイレ。
出物腫れ物所嫌わず、というようにこればかりは止めることが出来ません。
かと言って、外部に垂れ流すと衛生面で二次災害が発生しかねません。
災害対策で一番考えておかないといけないのはトイレでしょうね。
弊社のある堺市では、ぐぐってみると、全市立 小学校(93校)への整備が完了しているようです。
災害時はとりあえず、小学校へいけば用を足せそうです。
ご自身の地域のマンホールトイレ設置場所を確認しておいてはどうでしょうか?
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