仕組みが芸術的ですごい。
【ドリルのように土に潜っていく仕組み】
ナゾロジーに興味深い記事が掲載されています。
アメリカ・カーネギーメロン大学のヒューマン・コンピュータ・インタラクション研究所に所属するライニン・ヤオ氏ら研究チームが、まかれた種が自動で土の中にねじ込まれる生分解性デバイス「E-seed」を開発した、とのことです。
これはドローンによる種まきの際、軽い種の場合、単に土の上にまかれただけでは、風によって簡単に飛ばされてしまうため、ちゃんと土に埋め込まれるようにするデバイスだそうです。
詳細は記事を読んでいただければよいかと思いますが、同デバイス設計において参考したのが、オランダフウロ(学名:Erodium cicutarium)という植物の種子だそうです。
原理が記事にあるので読んで頂くとして、種がドリルのように回転しながら入っていくという仕組みなんだそうです。
将来、E-seedを採用したドローン播種が可能になるなら、人間にはアクセスが難しい環境でも簡単に植物や樹木を根付かせることができる、と記事は続けています。
動画が紹介されていたので、どうぞ。
【キモかっこいい】
毎度思うのですが、植物が生き残るために備えた色んな機能は、ほんとにすごいですね。
脳みそもないのに、なんでそんな機能が備わるの??と思ってしまいます。
確かに地表に落ちた種がそこに根付くようにするには、どうにかして地中に移動させなければなりません。
そんなことが出来るような技を体得しているオランダフウロって怖いですね。
今後、このスタイルの播種は重要になるかもしれません。
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