2011年10月13日
食料廃棄問題を調べたら、資源問題も浮き彫りになったでござるの巻。
(c) nobmin|ストック写真 PIXTA
"モッタイナイ"を世界に広めたマータイさんもお亡くなりになって
しまいましたが、ゴミ箱から漁った食品廃棄物を毎日の食事にして
食料問題を提起する作家さんがいらっしゃるそうです。
ロケットニュース24の伝えるところによりますと、この作家さん、
アメリカ人映像作家のジェレミー・サイファート氏という方で、
スーパーの裏手にあったゴミ箱をあさってみたところ、オーガニックの
新鮮なブルーベリー、輸入物のドイツチーズといった高級品までも含む、
多くは「全く問題なく食べられる」食品ばかりだったとして、以後、
自分の家族にも勧めるようになったそうです。
ちなみに、奥様、妊婦さん。
彼はこの日々の経験から食品廃棄問題のドキュメンタリー映画を作り、
食品廃棄の問題を調べていくうちに、廃棄物を処理するために大量の
石油や水が使われていること、食品が廃棄される一方で低所得のフード
スタンプ受給者は増え続けていること等、色々な問題や矛盾が浮き彫り
になった、と話しているそうです。
ゴミ箱を漁って出てきたものを食べて大丈夫なのか??という疑問が
誰しも湧きますが、彼の答えは”大丈夫、自分の鼻を信じているから”
ということらしい。
決してマネしてはいけないことですが、大量生産大量消費のこの時代、
食べたくても食べれないヒトが地球上には沢山います。
お店なんかで必要以上に頼んだり、ダイエットしてるから、と残すなら
ドギーバックに入れて持って帰るなど、食べ物を粗末にしないように
したいところです。
モッタイナイもさることながら、それを処理するにも多大なエネルギー
や資源が消費されているということもこの記事から学ぶべきですね。
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