※画像は岡山大学のプレスリリースよりキャプチャさせて頂きました。
ドローンもどんどん高性能になっているのですね。
【豪雨時でも斜面の状態の監視が可能に】
岡山大学のプレスリリースによりますと、世界で初めて“水中を透過して水面下が見える”緑色のレーザ光を照射する機器をドローンに搭載することに成功し、エンジンを搭載することで、“2時間以上”飛行するドローンを開発、この2つの技術を組み合わせて、気候危機がもたらす災害に対処する“次世代の防災・減災技術”を実現する、とのことです。
詳細は同大学のプレスリリース(PDFファイル)を読んで頂ければよいかと思いますが、ドローンが飛行しながらレーザ光線を照射する測量技術が実用化されたことにより、山や河の地形を3次元で復元することが簡単にできるようになったが、レーザ光は水中を透過しないため、海や河川の水面下、あるいは降雨時の斜面の地形は見えなかった。
世界で初めて、グリーン(緑色)レーザ光線を使うことで、水中下の地形が見える水陸両用ドローン測量を実現、豪雨時でも斜面の状態の監視が可能なので正確な土砂災害を予測する、などの成果が期待できるとプレスリリースは伝えています。
【また一歩進みますかね。】
レーザー光が水中を透過しないというのは知らなかった。
読み取り精度が上がったり、早くに予測が立てられたりするようになるのはよいですね。
今後の活用事例に注目ですね。
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