もう見た目にキモいです。
【マジか、やりすぎると疲れる、らしい。】
カラパイアが最新の「バイオミメティクス」なロボットを紹介しています。
詳細は記事を読んで頂ければと思いますが、ノースカロライナ州立大学の研究チームが開発したイモムシのように這いながら動くロボットが、そのひとつだという。
記事によると、同ロボットは、生物の構造や機能から着想を得て、新しい技術に役立てる「バイオミメティクス」から作られたもので、「ウコンノメイガ(Pleurotya ruralis)」という蛾の幼虫がモデルになっている、そうです。
ざっくりその仕組をかい摘んでいうと、反応が異なる2枚のポリマーシートに電流を流してでる反応によって蠕動(ぜんどう)運動を表現しているらしく、これにより狭い場所でも入っていける、前進だけでなく後退も可能なんだそうです。
そして面白いのは、同ソフトロボット、やりすぎると動かなくなる可能性がある、とのことです。
動画も紹介されていたのでどうぞ。大丈夫です、本物のイモムシは出てきませんので。
研究チームは今後さらなる効率化を目指す、とともにセンサーなどを取り付けて、捜索や救助活動などに応用できるよう開発を進めていく、と記事は結んでいます。
【もっと早く動くことが出来ればかなり有能に】
動画は10倍速なので、そこそこのスピードのように見えますが、実際はもっとスローリーなのでしょうね。
上下に動く蠕動(ぜんどう)運動だと高さ制限が出るので、どうせなら、サイドワインダー(ヨコバラガラヘビ)(リンク先はsumisoniann channel)のような動きをしたほうが狭い隙間を移動するとなると、よいような気もしますが。
あとスピードアップすると、大きく電力を消耗するんでしょうか?
やり過ぎると疲れて止まるロボットとか、面白いですね。
いずれにせよ、瓦礫の中からいち早く生存者を見つけることは急務なので、こういうロボットの早期開発が待たれるところです。
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