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どれでもいいってことではなさそうですが。
【林業が宇宙産業に参入できるかも】
ナゾロジーで興味深い記事が取り上げられています。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、『世界初の「木造人工衛星」の打ち上げに向けて!木材宇宙曝露実験を完了』とタイトルがついたこの記事、ざっくり言うと、「ヤマザクラ・ホオノキ・ダケカンバ」の三種類の木材を宇宙空間に晒した結果、重量も化学組成も試験前後でほとんど変化がなかった、と記事は伝えています。
京都大学と住友林業が2020年4月から、共同で「宇宙木材プロジェクト(LignoStella Project)」という名前で行っているプロジェクトで、木造人工衛星の打ち上げを目指す取り組み、なんだそうです。
今回の実験結果から、地球の木材産業が宇宙開発にまで拡大する日が近いかもしれない、と記事は伝えています。
【環境にも優しい人工衛星にもなる、らしい。】
人工衛星は廃棄する場合、大気圏に落下させて燃やすわけですが、現状ではアルミニウム合金が使われていて、これが大気圏に突入させたときに酸素と反応して酸化アルミニウムになり、小さな粒子を作る、そうです
1μmのアルミニウム粒子は40年ぐらい大気圏内に滞留し、それが大量に蓄積すると、太陽光を反射し、冷却化など地球の気象変化が起きる可能性がある、そうなので、木材だと水蒸気と二酸化炭素にしかならないので、環境にも優しい人工衛星が出来る、そうです。
日本の林業は衰退していってますが、人工衛星の材料になるとすると、ちょっと活性化しますかね?
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