※イメージ画像です。
しかし、それがどの程度役に立つかですが。
【現時点では真空条件下での話】
カラパイアの伝えるところによりますと、プラチナの破片に亀裂が入る様子を観察していた科学者が偶然発見したものだが、ある条件下なら金属はナノレベルでの傷は自己修復機能を備えている、とのことです。
詳細は記事を読んで頂ければと思いますが、この発見をしたのはサンディア国立研究所とテキサスA&M大学の研究チームで、『Nature』(2023年7月19日付)で発表した、と記事は続けています。
これが観察されたのは、真空におかれたナノ結晶金属においてであり、同じことが、空気中の普通の金属でも起きるのかどうかわからない、と記事は結んでいます。
【この能力を高めることはできるのかな?】
ポイントは経年劣化ではなく、披露損傷テストで発見されたことですかね。
こういう物質そのものが持つ能力ってアップさせることはできるんでしょうか?
あくまでもナノレベルの傷なので、これが自己修復されたとしてもそんなに大きな影響はないのではないかと思ったりしますが。
(それでも、そのナノレベルの傷を放置しておくと大きな亀裂になっていくんでしょうけど)
自己修復能力をアップさせることが出来たら、それこそ構造物の耐用年数を伸ばすことができますね。
今後の研究に期待です。
【関連記事】
夏と冬でこれだけ違う、橋の『伸縮継手』
実は宇宙人なのでは??ローマン・コンクリートは自己修復機能を備えていた、らしい。
うまく機能してくれるのかが見もの...微生物コンクリート自己修復技術の今(2020)
ついに生体マテリアル誕生か!?バクテリアで自己修復する『生きたコンクリート』開発中(2020)
自己修復技術ラッシュなの!?今度は自己修復する新ポリマー 理研が開発(2019)
Follow @norimenKF