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※イメージ画像です。
かなりヤバくないですか?
【森の動態はもっと複雑、と指摘する気候学者も】
CNN.co.jpの伝えるところによりますと、米国、オーストラリア、ブラジルなどの研究チームが23日の科学誌ネイチャーに、南米や東南アジアの熱帯雨林で、一部の葉があまりの暑さのために光合成ができなくなっている可能性があるという研究結果を発表した、とのことです。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、植物の葉が二酸化炭素と日光と水からエネルギーを作り出す光合成は、温度が46.7度前後に達するとうまくいかなくなり始める、現時点で、葉の0.01%が光合成のできなくなる温度を超えており、そうした葉や木は枯死する可能性がある、と続けています。
またこの研究について、
オーストリアのグラーツ大学の気候学者クロエ・ブリミコム氏は、光合成が機能しなくなる温度にまで達する葉の少なさ、必要となる気温上昇の大きさを踏まえると、今回の発見は「理論的には森は気候変動にかなり強じんだということを示す」ものだと言及。「これはシンプルなモデルで、森の動態はもっと複雑だ」とも付言した。
と記事は伝えています。
【環境に適応する、のが追いつかないってことですかね?】
植物や単細胞生物は我々が思う以上に環境に早く適応する能力があるっぽいのですが、さすがに追いつかないレベルでしょうか?
人間もこの気温に耐えるのにキツくなってきているので、対策は必要ですね。
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