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意外...コーヒーかすの再利用なんでいっぱいありそうなのに。
【そのまま廃棄だと、Co2のおよそ21倍の温室効果を持つメタンを大量に排出】
ナゾロジーが興味深い記事を記載しています。
詳細は記事でご確認頂ければよいかと思いますが、豪ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)が、抽出後のコーヒーかすがコンクリートの強度をパワーアップさせるのに役立つことを発見、炭化させたコーヒーかすを混ぜることで、コンクリートの耐久性が最大30%上がった、として2023年7月28日付の科学雑誌『The Journal of Cleaner Production』に同研究内容が掲載されているそうです。
記事によりますと、以前から「使用済みコーヒーかすは粒子の直径から砂の代わりとして使える」ことが提案されており、抽出後のコーヒーかすを乾燥させて加熱し、「バイオ炭(Biochar)」に変えることで、一般的なセメントの材料である砂と置き換えることができるか、検証した、と記事は続けています。
今回の検証を踏まえて、試験はまだ初期段階だが、チームは「コーヒーがどこにでもあることを踏まえると、世界中の建設材料にSCGが利用できる可能性がある」というコメントを記事は続けています。
【コストの問題だけですかね。】
コーヒーかすって、脱臭剤に使えたり、畑の肥料になったりと意外とリサイクル方法がいっぱいありそうなイメージだったのですが、年間1000万トンを超える使用済みコーヒーの大半が埋立地に送られているんですね。
(そりゃそうか、喫茶店、ファミレス、コンビニ等、業務用コーヒーから大量に出ますしね。)
家庭用の油がジェット燃料になったり、コーヒーかすが建設資材の材料になったり、とリサイクルが進むのはよいのですが、リサイクルは結構お金がかかるので、コストが合うかどうか、ということになりそうですね。
それこそ、廃棄物をポンポン突っ込むだけで建材が出来上がるようなレベルであればリサイクルもやりがいがあるんですけどね。
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