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※イメージ画像です。
土砂災害対策に使えたら、いい感じになりそうなんですけど。
【安価、環境負荷低減、生分解と夢のような素材】
ResOUの伝えるところによりますと、大阪大学大学院工学研究科の宇山 浩 教授らが、安価なデンプンをベースとして生分解性高性能SAPを開発した、とのことです。
SAP（Super Absorbent Polymer）とは、水分保持性能が高いように設計された高分子製品でおむつなどに使われていますが、紙おむつ廃棄物の排出量は近年増大し、社会問題化している、この生分解性SAPを用い、将来的にSAPのプラスチックパーツを生分解性プラスチックに置き換えることで、紙おむつ廃棄物のコンポスト処理が可能になる、と記事は伝えています。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、これまでに報告されている生分解性SAPは性能面、コスト面、製造方法に課題があり、実用化に至っておらず、生分解性SAPが開発できれば、紙おむつの他の多くは生分解性プラスチックに置き換えることが可能、紙おむつの構成素材が全て生分解性になるとコンポスト処理が可能になり、社会問題化している紙おむつ廃棄物の新しい処理法として期待できる、と伝えています。
【生分解なら、土砂災害対策にマッチするのでは？】
おむつ問題もさることながら、生分解性の高分子製品なら、山に降り注ぐ雨の量をコントロールして、土砂災害発生率を下げられるのではないですかね？
そっちのほうの実証実験とかもやってほしいところです。
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