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獣害を防止するためのハンターが色んな課題で板挟みになって
大変なようです。
msn産経ニュースの伝えるところによりますと、有害鳥獣の捕獲は農作物被害を
食い止める目的があり、自治体も補助金を出すなど力を入れているのだが、
宇都宮市の場合、もらえる補助金以上に経費がかさみ、さらに、獲った動物から
放射能が検出されたため、県の指導のもと、食べるのを控えているそうです。
さらに、食べられない捕獲動物は処分するしかないのだが、放射能の問題があり
行政としても対応を決めかねている、らしい。
近隣住民から獣害防止のため、ハンティングを求める声があってもこのままでは
ハンティングを継続するのは困難、とあるハンターは語っているそうです。
記事によると、イノシシ用の罠は1個7,500円で補助金は6,000円で
それだけでも赤字で、それに罠を見てまわるのにガソリン代がかかるがそれは
自己負担、ということらしい。
かかる経費は近隣農家や農協などから出してもらうことで解決できると思うのですが...
問題は放射能ですね。放射能がなければ、獲った有害鳥獣を販売するなりして
経費を埋めることもできますが、売ることもできないとなれば、これはツラい
ですね。
しかし、近年、山から降りてくる動物の数も増えているようなニュースが
多々あるので、放って置くわけにもいかないでしょうし...
困ったものです。
最近、里へ降りてくる熊だのイノシシだのの話が沢山ありますが、山には
そんなに食べ物がないのでしょうか?
それとも、熊やイノシシが贅沢になったのでしょうか?
そう言えば、我が家はそんなに田舎ではないところにありますが、
近所の公園にたぬきがいるとか、夜、イタチを沢山見るようになりました。
これも同じ現象なんでしょうか...
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